コンタクトレンズは医療機器です。日本で販売されている製品はすべて医療機器としての承認を得ています。この承認がない製品を使った場合、健康被害が起こったとしても、その賠償を得ることができません。また、安全に使用するためには、医師の処方箋が必要となります。
もし、処方箋が無くと販売してくれるお店があれば、そのお店は違法販売を行っている可能性が高いですし、医療機器として未承認の製品を販売している事も考えられますので、購入は控えるようにしましょう。また、医師の処方は一度書類をもらえたら一生使えるものではありません。
記載された内容は3ヶ月間の有効期間があります。それを過ぎたら販売店に提示しても無効で購入することができません。このところ、コンタクトレンズを用いて目の異常を訴える方が増えています。正しい着用の仕方をしていないからです。
また雑貨扱いのカラーレンズを目に入れてのトラブルも急増中です。レンズの処方を受ける際に視力検査や目の異常がないか検査を行うことをおすすめします。3ヶ月に1度の定期検診と処方依頼であれば、眼科医も「コンタクトレンズの管理ができている人」として認めることができます。
また、処方されたデータは、複数のブランドのレンズ購入には向かない場合があります。レンズはそれぞれ厚みや屈折状態が異なるため、同じデータの製品でも装着した時に見え方が大きく変わることがあります。場合によっては乱視が出る可能性もありますので、視力データを取る時はあらかじめ購入希望のレンズを指定するようにしましょう。